HOME > 膝の悩み > 鵞足炎テーピングの簡単な貼り方!整形外科スタッフが巻き方を紹介

鵞足炎テーピングの簡単な貼り方!整形外科スタッフが巻き方を紹介

鵞足炎

鵞足炎(がそくえん)にテーピングは、非常に効果があり、スポーツ現場や整形外科でも処置される方法です!

テーピングと聞くと貼るのが難しそうな感じもするのですが…鵞足炎に関しては、自分で簡単に巻くことが出来ます。

簡単といっても簡易的なものではなくて、実際に病院で処置されるテーピングの巻き方が自分で簡単に貼ることが出来ます。

鵞足炎の痛みを緩和するテープを貼るとこんな感じです!

鵞足炎 テーピング

今回は、「本格的なんだけど簡単に巻けちゃう鵞足炎テーピングについて」お話していきますね。


スポンサーリンク

 

鵞足炎(がそくえん)とは

鵞足炎(がそくえん)は、「膝の内側で膝蓋骨の下あたりが痛くなる疾患」です。

患者さん
鵞足炎(がそくえん)になりやすい人ってどんな人?

鵞足炎(がそくえん)になりやすい人は、

・スポーツ選手

・健康のために運動を始めた人

・最近、仕事の内容が変わってよく動くようになった人

・X脚の人

・関節が固い人など

タロー先生
鵞足炎になりやすい人から見ても、鵞足炎は運動や体の姿勢が原因になっていることがわかりますね

原則として、根本的に治療をするのであれば原因の除去になるので「運動量の調節、筋肉の強化や柔軟性の向上、姿勢の改善」などを行っていく必要があります。

ただ、大会前や絶対に出ないといけない試合が差し迫っている場合は休養して完全に治してから復帰する…なんて悠長なことは言ってられないですよね。

タロー先生
そこで使用するのがテーピング

テーピングの効果は、痛みを軽減し、運動のできる状態にしてくれます。

応急処置として使用できるテーピングの巻き方を簡単かつ本格的にお話していきますね。

鵞足炎に効果のある膝のテーピング

鵞足炎(がそくえん)を引き起こしてしまう原因になる筋肉が3つ(薄筋、縫工筋、半腱様筋)あります。

共通の特徴として鵞足部に付着している筋肉がこの3つの筋肉です。

運動量の過剰や姿勢異常でストレスが鵞足にかかることで、炎症を起こすのが鵞足炎です。

原因となっている鵞足に付着している筋肉をテーピングでサポートしてあげると痛みは軽減されます。

【鵞足炎テーピングの貼り方】

【開始姿勢】
・椅子に座って巻きます。

・短パンもしくは太ももの付け根までめくり上げることのできる緩めのパンツを履いておく。

・テープは、キネシオテープを使用します。ハサミも併せて用意しておいてください。

 

【目的】
鵞足部に付着する筋肉(薄筋、縫工筋、半腱様筋)をサポートすることで痛みを軽減させる

 

【手順】
①まずはテープを3本あらかじめ用意します。

テープの長さは”膝のお皿の下縁から3横指下から太ももの真ん中”まで

鵞足炎 テーピング

同じ長さのものを3本用意しておきます。

※テープの端っこを丸くしておくと、テープ剥がれを防ぐことができます。

鵞足炎 テーピング

②1本目

テープの裏紙を外してまずは”膝のお皿の下縁から3横指下”に貼ります。テープの粘着面は触らないようにしましょう。

鵞足炎 テーピング

粘着面を触らないように貼るコツ!テープの裏紙を破って使うと粘着面を触ることなく貼ることができます。

鵞足炎 テーピング

貼ったところから軽くテープを引っ張りながら裏ももの内側へテープを貼っていきます。

鵞足炎 テーピング

貼り終わりは、テープを引っ張らないようにして優しく貼り終わります。

鵞足炎 テーピング

③2本目
テープの裏紙を外して”膝のお皿の下縁から3横指下”から少し上にずらしてに貼り始めます。

鵞足炎 テーピング

貼ったところから軽く引っ張りながら内ももを貼っていきます。

鵞足炎 テーピング

これも貼り終わりは力を入れないようにして貼り終わります。

④3本目
”膝のお皿の下縁から3横指下”より少し上にずらして貼り始めます。

膝のお皿の内縁を通って太ももの前を通り、最終的には太ももの外側にテープが向かうように貼っていきます。

鵞足炎 テーピング

最後は、同じようにテープを引っ張らないようにして貼り終わります。

貼り終わりの完成図はこちら”!

鵞足炎 テーピング

【ポイント】

・3つのテープの貼り始まりを少しずらすようにしましょう

・貼り終わったらしっかりテープをさすって肌になじませましょう

・毛が多い人は、テープがはがれやすいので剃っておく

・汚れ、汗、油が肌に付着しているとテープがかなりはがれやすいのであらかじめきれいなタオルで拭っておいてください

スポンサーリンク

鵞足炎に効果のある足首のテーピング

足首を支える筋肉が弱い人もで膝に負担がかかり鵞足炎を発症する場合があります。

特に偏平足の人や過去にアキレス腱が痛くなった経験のある人に多い傾向にありますね。

足首を支える筋肉が弱いと膝が内側に入りやすくなります。(Knee-in)

膝が内側に入ることによって鵞足についている筋肉を引き伸ばすストレスがかかり、鵞足部に炎症が起きます。

足首を支えるテーピングをして、鵞足部の痛みを軽減させましょう。

【開始姿勢】
椅子に座った状態で始めます

テープは弾性テープを使用します。

【目的】
足首を支える筋肉を補助をして、膝が内側へ入るのを間接的に防ぐ

【手順】
①開始は足の甲から始めます

鵞足炎 過回内 テーピング

②土踏まずを通ってうちくるぶしに向かってテープを引っ張らずに貼っていきます。

鵞足炎 過回内 テーピング

 

③くるぶし側までテープを貼り進めたらテープを軽く引っ張りながっらすねの内側を貼っていきます。

鵞足炎 過回内 テーピング

※この時にかかとを上げるようにしておいてください。

④貼るときは引っ張っている手と反対の手テープを肌になじませていきます。

鵞足炎 過回内 テーピング

⑤すねの真ん中くらいでテープを切ります。これで一本目が終了です。

鵞足炎 過回内 テーピング

⑥次は、二本目です。1本目のテープから少しずらして貼っていきます。

鵞足炎 過回内 テーピング

⑦3本目も二本目と同様に少しずらして貼っていきます。3本のテープで扇状を作ります。

鵞足炎 過回内 テーピング

⑧テープの端っこは剝がれやすいのでテープを一周巻いて剥がれないようにします(アンカーテープ)

鵞足炎 過回内 テーピング

 

【ポイント】

・二本目と三本目が扇状になるようにくるぶしあたりから少しテープをずらす

・かかとを少し上げておくことが大切

膝が痛い患者さんからの悩み…「忙しくてテーピングを貼る時間がないわ」

患者さん
忙しい日はテーピングはできないわ

病院でよく相談を受ける内容の一つに「忙しくてなかなかテープを貼る時間をとることができない」という悩みがあります。
その場合は…

毎日、簡単に使用することのできるサポーターを病院では提案しています

患者さん
サポーターであれば簡単に装着できるので忙しい時でも履くだけなので助かるわ

テーピングと併せてやると効果倍増

鵞足炎の原因をカバーするようにテーピングを貼る方法をお伝えしてきました。

患者さん
これで鵞足炎が治るんですね!
タロー先生
テーピングだけでは鵞足炎は治りません

患者さん
え……⁉じゃあどうして鵞足炎にテーピングをするの?

治りません!と言いましたが、テーピングは効果が高いので重宝している治療方法です。

テーピングをする理由は「痛みをとるため」に使用します。

テーピングをするケースはいくつかありますが主に

・試合や大会、発表会などどうしても練習をして、参加しないといけない予定がある場合の応急処置

・リハビリから復帰するときの足や膝の不安感を緩和するためのサポート

・日常生活にも痛みを起こしていて、生活がつらいときの痛みの緩和として

痛みがあってどうしようもないときのために必要な「サポート的役割がテーピング」になります。

テーピングでは痛みはとれるけど、鵞足炎になった原因は取り除けないんです。なので…”テーピングだけでは鵞足炎は治りません”ということなんです。

タロー先生
根本から治すのであれば筋トレやストレッチで姿勢の改善が必要です

根本から鵞足炎を治したい人はこちら
鵞足炎のストレッチを徹底解説!治療しても治らなかった人必見!

 

~今回の記事のおさらい~
・鵞足炎は運動量の過剰や姿勢異常から引き起こされる膝の内側の痛み
・鵞足とは筋肉の付着部でそこにストレスがたまることで炎症が起きて痛みを出す
・テーピングは、鵞足についている筋肉をサポートしたり、足首の筋肉をサポートすることで鵞足にかかるストレスを軽減することができる
・テーピングは、「サポート的位置づけ」であって根本治療ではないが、痛みをとにかく取りたい人には効果大

鵞足炎の痛みをテーピングでとる方法をお伝えしました。

実際に病院でも巻かれている方法ですので効果も折り紙付きです。巻いてみて実感してみてください。

もしテーピングをしても痛みが変わらない場合があれば、巻き方やほかの疾患が隠れている可能性もあるので気兼ねなくコメントより相談してください。

リスカラは、皆様の健康を応援します!

スポンサーリンク

LINE 友だち追加

この記事にコメントを書く

コメントを残す

-->

運営者情報

Information

Lisukaraへようこそ。
鍼灸師・柔道整復師である私は、整形外科と脳神経外科での勤務経験を活かした健康情報を皆様に提供します。このサイトを訪れてくれた方は、「自分のことは、できるだけ自分で治したい!」「今ある症状は大丈夫なのだろうか?」など悩みを持って訪れたのだと思います。安心してください。ここでは、長年の経験から、実際の現場で使われている治療法やみんなが知らないような最新の情報をまとめて皆様にお伝えします。今一度、ご自身の体の悲鳴(症状)に耳を傾け、上手に身体と付き合っていきましょう。