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膝の内側が痛い人のテーピング!簡単に巻ける靱帯損傷のケアテープ

膝 痛み

この記事では、『膝の靱帯損傷のケアテーピング』についてお話していきます。

特に膝の内側に痛みが集中している人は、この記事にあるテーピングをするといいですね!

患者さん
膝のテーピングって自分で簡単に巻けるものなの?

タロー先生
テーピングってそこまで難しいものじゃないです!

実際にテーピングには、一人では巻くことのできないテーピングも含まれていますが、膝のテーピングで一人で処置することができます。

今回の記事では、膝の内側靱帯損傷に対する一人で巻くことのできるテーピングについて紹介していきます。


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膝の内側が痛くなる靱帯損傷って何?

患者さん
そもそも膝の靱帯損傷ってどういったものなの?
タロー先生
膝の靱帯の基礎から対処法まで簡単に説明していきますね

【膝の基本構造】
膝には、強靭な4つの靱帯が在ります。

膝の内側にあるのが内側側副靱帯(ないそくそくふくじんたい)

外側にあるのが外側側副靱帯(がいそくそくふくじんたい)

膝の関節内にあるのが前十字靭帯(ぜんじゅうじじんたい)と後十字靭帯(こうじゅうじじんたい)

これら

4つの靱帯が膝の静的な安定性を保っています。

難しくなるので名前は覚えなくていいですよ

タロー先生
膝は4つの靱帯によって守られていると覚えてもらえればOKです。

これらの靱帯は、前後左右の動きに制限をかけてくれているので右にグラグラ、前にグラグラと膝が不安定にならないようにしてくれています。

本来ならこれらの靱帯が切れることはないんですが、普段の動きにはない強い力が加わると膝の靱帯が切れてしまいます。

それが膝の靱帯損傷です。

膝の内側の靱帯が損傷すると膝の内側に痛みが出ます。

 

【靱帯損傷の受傷原因】
普段の動きにない強い力が加わる時は、事故、交通事故、柔道などの格闘技、ラグビー、スキーなどのスポーツで急激に膝を捻じったり、人とぶつかる時などです。

 

【靱帯が損傷した時の症状は?】
膝の靱帯が損傷した時の症状は

  • 痛み(損傷する靱帯付近に痛みが出るので内側の靱帯が損傷したら膝の内側に痛みがでます)
  • 膝くずれ(膝がガクッと急激に力が抜けます)
  • 膝の不安定感

 

【靱帯が損傷したらどうしたらいいのか?】
靱帯が損傷した時は、まずは整形外科を受診して靱帯損傷の程度に合わせた治療をしてもらう必要があります。

切れる靱帯によって、すぐに手術をする場合もあるし、少し時間をおいてから手術をするものもあります。装具で固定だけで済むものやギプスを巻いて松葉杖をつかないといけないものもあります。

ここは自分で判断することが難しいところではあるので、整形外科で検査をしてもらい、診断してもらいましょう。

【膝の内側の靱帯が切れていた場合の治療法はどうなるのか?】
膝の内側の靱帯が損傷した場合は、保存療法適応の可能性が非常に高いです。

膝内側側副靱帯(MCL)は自然治癒能力が高いため、完全断裂しても保存療法で経過良好な場合がほとんどである。~関節外科vol.24no.11/膝関節・内側側副靱帯の再建術/堀部秀二


保存療法で回復するものですが中には手術を行わないといいけないものもあるので、はじめから病院でしっかり固定してもらって治療するのがベストですね!

合併するほかの靱帯不全や繰り返す外傷などにより、内側不安定性を残存することもあり、MCL再建術が必要となる症例も散見される。~関節外科vol.24no.11/膝関節・内側側副靱帯の再建術/堀部秀二

タロー先生
初期治療が大切ですね

膝の内側の痛みにテーピングが効く意味は?

はじめに結論を言いますが、

膝の内側の靱帯損傷に対してテーピングをする意味は、膝の不安定感を取り除いて、動きによる膝の痛みを抑えるという点です!

タロー先生
ただし!損傷が軽度もしくは競技復帰前、日常生活への復帰前ということが大前提

膝の靱帯損傷は、手術や強固な固定が必要となる疾患です。なので、靱帯の損傷が強い場合は初めからテーピングを選択することはありません。

テーピングをする時のイメージとしては、自分で歩くことができて、痛みが動作の邪魔をしている程度の痛みがあるときに使用します。

患者さん
痛みが軽い場合が適用ってことだよね。これってあんまり使うタイミングってないんじゃないの?

確かに痛みが比較的軽い場合にテーピングが適用になります。しかし、膝の靱帯損傷がどんなに重度であったとしても必ず、復帰前には痛みが落ち着いています。

競技復帰や日常生活への復帰の時にはどの人もテーピングの適応になるので、全員がテーピングの対象と言えます。


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膝の内側の痛みを抑えるテーピングの巻き方

靱帯損傷に対してのテーピングの目的は、『膝の安定性UPと動きの制限』です。

安定性をUPさせ、痛みの出る動きを制限すると痛みが出にくくなるので、テープを貼った直後から効果を実感できます。

使用する道具は以下の3つを使用します

  • 弾性テープ
  • ハサミ
  • アンダーラップ

これらの道具は、ドラッグストアや100均でも購入することのできるものなので用意してください。

テープを貼る前の注意点が数点あります

  • 汗や汚れが膝周りに付着しているようであれば清潔なタオルで拭いておきましょう。
  • すね毛が濃い人は剃っておきます
  • 太ももまで貼るので、ズボンは短パンか履かないで貼るようにしましょう


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膝の内側の痛みを抑えるテーピング(ベーシックテーピング)

【開始姿勢】
椅子に座った状態で始めます

【手順】
①まずは、アンダーラップを貼っていきます

このときにアンダーラップがクルッと丸らないように注意が必要


※クルッとなったアンダーラップをそのままにしておくとその場所が擦れて赤くなったり、痛くなったりします。

もし、クルッとなってしまったらそこをちぎってください。それで肌が露出しないのであればOKです。

②アンカーテープを巻いていきます

アンカーテープが今後テープを貼っていく範囲になります

貼る範囲は、ふくらはぎの一番太いところと太ももの真ん中にアンカーを貼るようにします

アンカーを巻くときは、太ももとふくらはぎの筋肉に力を入れて巻くこと

※アンカーを貼るときは、腰を浮かして立つようにしてください。要は、巻くときに筋肉に力が入った状態でテープを巻く必要があります。

筋肉に力を入れていない状態で巻いてしまうと立った時にテープがきつく感じます。

きついだけだといいんですが、血が止まって循環が悪くなる可能性も在ります。アンカーを巻くときには少し腰を浮かせて立つようにしましょう。

③エックスサポートテープを巻いていきます

膝の内側でクロスするようにテープを貼っていきます。

ふくらはぎのアンカーから太もものアンカーに向かって貼っていきます

2枚目は、1枚目より少しずらして貼ります。クロスさせるのは、膝の内側でクロスさせます

3枚目は、2枚目と反対方向にずらして同じように膝の内側でクロスさせます

④コンプレッションテープを巻いていきます

膝裏から貼り始めて膝の内側まで貼り、そこでテープを半分に切ります。

そこから膝のお皿(膝蓋骨)を囲うようにしてテープを貼っていきます

外側も同じような手順で貼っていきます

⑤ここまでがすべて貼れたら、テープがはがれないようにアンカーテープを太ももとふくらはぎに巻いていきます。

このときも腰を浮かせて貼るようにしてください。

アンカーテープが貼り終わったら立ってみて、テープを貼った後の感覚を確かめてみましょう

感覚を確かめる時のポイントは、①膝の安定感があるか?②テープがきつくないか?

必ずこの2点は確認するようにしておいてください。

安定感が足りないのであれば追加でテープを巻いていくことで解決できますし、きついのであれば循環障害を起こす可能性があり危険なのでやり直しですね。

本日のまとめ

今回は、膝の靱帯損傷に対するテーピングについて説明してきました。簡単にポイントをまとめると…

・膝は4つの靱帯に守られていて、強い外力によって靱帯が傷ついた状態が膝の靱帯損傷
・特に膝の内側の靱帯(内側側副靱帯:ないそくそくふくじんたい)が損傷すると膝の内側の痛みが発生する
・膝の靱帯損傷の特徴的な症状が痛み、膝くずれ、膝の不安定感
・膝のベーシックテーピングを紹介

膝の靱帯を損傷すると痛みも強く、復帰までの道のりは長く大変ですが、ケアの仕方で治るスピードもそれまでの快適さも大きく変わってきます。

膝の状況、生活の環境に合わせた最良のケアをしていきましょう。

リスカラは、様々な状態に応じたケアの方法をこれからも提供していきます。

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